Research about

Traditional Japanese Crafts

織物、染色品 / Textile (準備中)

陶器 / Ceramics (準備中)

漆器 / Lacquer (準備中)

竹工品・木工品 / Bamboo and Wood (準備中)

金工品・石工品 / Metal and Stone (準備中)

人形・こけし / Doll and Kokeshi (準備中)

文具・和紙 / Stationary and Washi paper (98)

April 29, 2025
紙を折って動植物や生活道具など色々なものの形を作る日本伝統の遊びです。また、折り上げられた作品そのものや、折り紙用に作られた正方形の専用紙、千代紙などのことを指します。
April 29, 2025
お金を入れて渡す際に用います。用途や入れる金額によって種類は様々です。熨斗のあるなし,水引の結び方など,色も様々です。全国で生産されています。
April 29, 2025
金沢箔の薄さの特徴を活かして古くから装飾品や伝統工芸品などの芸術性を高める材料として親しまれてきました。約400年の歴史があります。
April 29, 2025
天然の木を手作業で挽いた伝統工芸品です。 その特徴は、繊細かつ重厚な肌触りと、横木で加工することにより表れる自然の杢目(もくめ)の美しさにあり、同じ製品は二つとありません。16世紀末から始まった言われています。
April 29, 2025
大野市で製作されています。平安時代に、宮中で用いられた水引のなかに、越前奉書紙で五色に染め分けられたものがあったという。後に、平面的な水引から立体的な水引へと変化しました。
April 29, 2025
明治時代まで結納や金封にかけられる水引結びや折型は、ほとんど平面的なものだった。 1915年(大正4年)頃、石川県金沢市の津田左右吉(加賀水引初代)が、立体的な和紙の包み方(折型)と、鶴亀や松竹梅などの立体的な水引の結び方(水引細工)を考案し、結納や金封に飾るようになった。
April 29, 2025
飛鳥時代の朝廷への献上品に結ばれていた時代から、元禄時代から今日まで、 伝統的手法による生産を継承しながら良質な水引製造に至るまでの歴史があります。芯の強い直線美と結ぶ技によってうまれる曲線の美が特徴で、日本の皇室にも献上されています。
April 29, 2025
紙の産地として知られる愛媛県東部(四国中央市)で始まりました。色水引や金銀、光沢フィルムを巻いた水引など新商品の開発や、結納飾り、金封、美術工芸品といった水引を使った加工品の製造にも取り組み、現在、長野県飯田市と並ぶ水引の二大産地となっています。
April 29, 2025
平安時代の貴族文化に彩りを添えた「薄様」の王朝染雁皮紙。江戸時代後期に越前から雁皮紙の製紙法が伝わったといわれています。雁皮紙はジンチョウゲ科に属する灌木を材料に用いてつくられ滑らかな紙肌で光沢があり、透明度も高いものです。永年保存に耐えられる丈夫な紙であるため、写経用紙によく使われています。
April 29, 2025
平安時代の歌集や詩集に端を発した懐紙が、鎌倉時代になって今日見られる色紙や短冊の形になったものです。もともと宮中の大経師がつくっていたものでありますが、現在では、その技術を受け継いで京都でそのほとんどが生産されています。
April 29, 2025
襖や屏風などに貼られる加飾された和紙のことです。版木を使った木版摺りや伊勢型紙を使った捺版摺り、刷毛を使った引き染め、砂子手蒔きなど技法は多彩です。日本家屋の間仕切りである襖の装飾として発展を遂げました。もともとは平安時代に中国から渡来した紋唐紙を日本の和紙を地紙に模倣したものが始まりです。
April 29, 2025
擬革紙とは、外観を革に擬えた紙のことです。この技術はおよそ350年前に生まれました。特に伊勢国周辺では伊勢神宮参拝の身支度や土産用の品として、土産物屋が擬革紙を使った煙草入れを商品化し,流行しました。
April 29, 2025
伊勢神宮の御神札(おふだ)を全国に頒布するために明治初期よりこの地で漉かれてきた紙。特徴は「清浄さ」。白さと紙の清浄さを極めるための努力を惜しんでいません。神様のために生みだされる清らかな和紙で,参拝者に授与される伊勢神宮の御神札や暦になります。
April 29, 2025
深野和紙は、江戸時代には江戸や京・大坂にまで流通し、元禄年間には紀州藩により藩の幣料紙(銀札用紙)として採用されました。高品質で知られ、1871年(明治4年)に日本で最初の郵便切手が製造された際に切手用紙として用いられました。同じ三重県で生産される伊勢和紙とはルーツを異にしています。
April 29, 2025
300年の歴史を持つ名尾手すき和紙は、和紙の原料のひとつである梶の木の栽培から一枚の紙ができるまでの全ての工程を佐賀県の名尾で行っています。光沢があり耐久性に優れているのが特徴です。
April 29, 2025
「とくぢ手すき和紙」は、鎌倉時代から伝えられる800年以上の歴史をもつ、山口市の無形文化財です。魅力としては素材の良さが生かされた素朴な風合いです。また、心地よく柔らかな手触り、しなやかな丈夫さも特徴です。加工方法によってはさまざまな特性を引き出せ、その表現は無限に広がります。
April 29, 2025
西宮の北部、武庫川上流、名塩川に沿った名塩の里に、越前から抄紙技術が伝わったことから始まったといわれています。雁皮に名塩周辺から取れる泥土を混入して漉くという技法により、シミができにくく、変色しないという特長があり、江戸時代には日焼けせず長期保存に耐えることができるため、藩札の地紙、高級な襖や屏風の上張り、下張り用として需要が多く、名塩は「名塩千軒」と称されるほどの繁盛ぶりでした。
April 29, 2025
美作地方で古くから生産されてきたミツマタを原料とする高級和紙。薄くてかさばらず、表面がなめらかなことから、金箔や銀箔を挟む「箔合紙」として、京都や金沢の金箔工芸には欠かせない存在となっています。全国でもここでしか作られていません。
April 29, 2025
紀州徳川家初代藩主 徳川頼宣公の命を受けて本格的な生産が始まった350年以上の歴史をもつ和歌山県を代表する手漉き和紙です。紙を乾かすときに付く木目が特徴で,白く破れにくくて丈夫です。
April 29, 2025
佐用郡佐用町皆田地区を中心に製造されていた、厚手で破れにくいことが特徴である和紙です。発祥等は定かではありませんが、室町時代の文献に皆田和紙についての記述があり、当時から屏風や障子紙として重宝されていたことがわかっています。昭和43年に生産が途絶えたものの、現在は、便箋や団扇、行燈など様々な製品が製造されています。
April 29, 2025
兵庫県の中央部多可町で今日でも昔ながらの技術技法ですかれている手すき和紙「杉原紙」は、奈良時代の「播磨紙」の系統を引く和紙と推定されています。かつては日本で1、2位を競うほどの生産量を誇っていました。今日では書道用和紙やカラフルな民芸紙類をすいており、多くの愛好家の間で好評を博しています。
April 26, 2025
千年以上もの歴史と風土、そして吉野で漉く職人の誇りが漉き込まれています。愚直なまで古来の伝統技法を守り、一枚一枚天日で乾燥し続けています。その為日本の文化財の修復紙としても使われています。更にヨーロッパの文化財の修復にも使われ、貴重な和紙として珍重されています。
April 26, 2025
室町時代から冬の仕事として「紙すき」が行われてきました。植物の繊維を染色したものを絵の具がわりにして、紙をすきながら絵を描く、小原地区特有の美術工芸です。
April 26, 2025
起源は平安時代にさかのぼり、中世末からは武田家の御用紙として、江戸時代には幕府の御用紙として保護され発展しました。楮、三椏を原料に美術紙、画仙紙などを漉いていて、ぶどうの樹皮を用いた新しい紙づくりも行われています。
April 26, 2025
430年の歴史を持つ。手漉き画仙紙漢字用、にじみが強く墨色が美しいのが特徴。 地元西嶋で収穫される原料の稲わらを独自の製法で和紙の原料に加工しているため、筆に適度な抵抗があり、作者が望む渇筆やニジミを表現することができます。
April 26, 2025
江戸時代の前期、製造したのが始まりといわれ,主に障子や灯籠に使われ、とても丈夫な和紙です。「寒の雪晒し」と言って、水の純度が高くなる極寒の真冬に漉き、雪の上で晒すことで純白したものは最高級品とされています。
April 26, 2025
小川といえば「和紙」といわれるほど有名な小川の和紙。なかでも楮(こうぞ)だけを使用した「細川紙」の製造技術は、国から「重要無形文化財」の指定を受けています。1,300年の歴史を経て、守り育てられてきた小川和紙は、素朴で温かみがある独特の風合いを持ち、使う人の心を引き付けます。
April 26, 2025
桐生川上流の梅田地区で生産される、黄色味を帯びた丈夫な和紙は「桐生紙」と呼ばれ、大正末年頃までは大福帳、通い帳、障子紙などに使用され、多量に生産されていました。桐生和紙の製法へのこだわりや独特の透け感とパリッとした質感・風合いに高評価を得て,書や絵画などの創作物の材料として選ばれています。
April 26, 2025
主に、楮を原料として手すきにより製造しています。種類としては、程村紙(ほどむらし)、桟留紙(さんとめし)、押絵紙、染紙があります。厚手で紙質が緻密であり、強さと優雅さを兼ね備えているのが特長です。 下野国の和紙の歴史は古く、奈良時代の書物に「写経料紙を産出す」と書かれているのが最も古い記録です。
April 26, 2025
800年の伝統を守り続ける黒谷和紙は現在でも手漉きの技術を守り続けています。良質な楮を原材料として、職人により「手漉き」で、一枚一枚が丁寧に作られます。丈夫で強く、長持ちするのが特長です。大正時代には政府から日本一強い紙として認められ、乾パンを入れる袋としても重用されました。
April 26, 2025
書道のかな文字を書くための用紙を「かな料紙」といいます。1000年以上の時を超えた現在も伝統を守っています。平安時代に生まれた優美なかな文字を「かな料紙」に書くと文字の美しさがより引き立ちます。美しさがいっそう引き立つのは装飾された和紙が美しいからです。
April 26, 2025
350年の歴史を持つ、伝統的な和紙。コウゾのみを原料として漉かれ、ミツマタやガンピなどが用いられないことに特徴があります。特徴は、強い紙ということで、障子、唐傘、提灯はもとより、売掛帳にもよく使われたといいます。破れにくいのと、書いた字がにじみません。強靱で保存性に優れたその性質から、江戸時代では商人の大福帳として用いられていました。
April 26, 2025
江戸時代から続く遠野和紙という伝統工芸。遠野町で生産される良質な楮を原料を用いて寒漉き(冬季間のみに漉く)にて製造する遠野和紙は、手漉きならではの味わいがある上質な和紙です。平成22年度に廃業した後は、遠野町の住民の中には和紙を漉く方がいなくなりました。
April 26, 2025
海老根地区の和紙漉きのはじまりは、江戸時代、明歴4(1658)年のことといわれています。紙色が日が経つほどに白みを帯びるのが特徴です。昭和63年に一旦途絶えましたが、平成10年に保存会が結成され、復活させました。
April 26, 2025
その起源は、平安中期に冷泉天皇の時代に始められたと伝えられ、「みちのく紙」と称され、紫式部や清少納言たちに愛された「まゆみがみ」はここで漉かれたといわれています。千年以上の歴史を誇ります。何より堅牢丈夫、揉んでもめったに破れることはありません。質朴な味が好まれ、書画や民芸品の材料として人気が高く、最近は、草木で染め付けたものや紅葉を漉き込んだものなど、新たな技法も開発されています。
April 26, 2025
成島で和紙製造が始まったのは、近世上期の寛文元年(1661)以前とされ,クワ科の落葉低木である楮(こうぞ)の皮を原料とし、「ノリウツギ」の粘りをまんべんなく混ぜ合わせ、簀桁で寒中に漉きあげることで、素朴で味わいのある独特の紙質の和紙が作られています。生産量は少ないとはいうものの、紙質に魅せられて、今なお、全国各地で愛用されています。
April 26, 2025
岩手県一関市東山町で800年受け継がれる伝統の手漉き和紙です。主に冬の寒い時期に漉かれる東山和紙は、楮(こうぞ)色をした自然の色と味を持つ繊細優美なやわらかい、そして強靭な紙質です。障子紙をはじめ、書道用紙、賞状用紙、色紙、名刺、はがき、便せん等幅広く利用されています。
April 26, 2025
秋田県横手市十文字町で約200年以上前から続く伝統的な手仕事の技術により、自生の楮(こうぞ)で作られている素朴な美しさとあたたかな風合いのある和紙です。
April 26, 2025
1200年の歴史を持つ越中和紙は、雪国の風土を生かし手作業で作られています。非常に丈夫で独特の温かい質感を持っています。また、伝統的な古典和紙だけでなく、現代に馴染む和紙や加工品を積極的に開発し、新たな和紙の魅力を生み出しています。
April 26, 2025
約1200年もの歴史を誇る手漉き和紙で、丈夫で墨の乗りがよく、特に仮名書きに最適とされます。書に適した紙として書家の間で好評を得ています。長期保存に耐えられることから、昭和55年の東大寺昭和大納経の料紙にも挙用されました。
April 26, 2025
自然と歩調をあわせて作る、石州和紙は約1300年もの間、手漉き和紙が漉き続けられ、守られてきました。弾力のある強靭性であるにもかかわらず驚くほどの軽さと柔らかな肌ざわりを持つことが特徴です。また、黄味かかったその色合いが、時を経るにつれ白く美しくなっていくことも魅力です。
April 23, 2025
1300年以上の歴史と伝統を誇る美濃和紙。柔らかみのある繊細な風合いをもちながら、強靭で耐久性があり、薄くてムラがないという特徴を備えています。 これは、紙を漉く際に、通常の「縦揺り」に、ゆったりとした「横揺り」を加えて繊維を絡み合わせるという、美濃和紙の産地特有の技法によって生み出されるものです。
April 23, 2025
1000年以上前から作られてきたと伝えられています。別名「カゲロウの羽」とも呼ばれる、世界でいちばん薄い和紙です。その種類の豊富さと品質の良さから、書道用紙はもとより絵画・版画などの美術用紙、美術品や文化財の修復用紙としても高い評価を得ており、世界中で使用されています。
April 23, 2025
歴史は古く、西暦900年頃にまとめられた延喜式とよばれる法典にも記載があったことから、1000年以上の歴史があると考えられています。薄くてムラが少なく、主に書道用の高級半紙として用いられています。また3~4年経過した大洲和紙は、さらに滑りが良くなり独特の味わいが表現できるといわれています。
April 23, 2025
歴史は古く、今から1300年前、阿波忌部氏(あわいんべし)により始まったといわれています。手漉き(てすき)ならではの肌触りと、生成(きなり)の風合いが特徴です。そして、薄くても水に強くて破れにくく,その独特の美しさに多くの人に愛用されています。
April 23, 2025
起源は古く、史料から奈良時代の8世紀初頭には使われていたとみられ約1300年の歴史があります。「因州筆きれず」とは「いくら書いても筆先が傷まず、墨のかすれがなく長く書ける」という二つの意味を込めた言葉で,高品質の証です。
April 23, 2025
室町時代から江戸時代にかけて公家や武家階級の公用紙として使われ、幕府や領主の保護を受けて発展していきました。日本最古の紙幣といわれる福井藩札も生産し、およそ1500年にわたり紙漉きの技は受け継がれています。
April 23, 2025
呉市川尻町で作られており、江戸時代末期に上野八重吉が製造したのが始まりとされています。京筆の流れを汲み、しなやかな切っ先は、草書・かな・日本画の精密画などに適しています。「練り混ぜ」という毛混ぜの技法が一般的で、最初から最後まで一人の職人が製作し、大量生産には向きませんが、反面、高度な技術を必要としていることから、出来上がった製品は高い品質の筆となります。
April 23, 2025
江戸時代初期の元和年間(1615年〜1624年)につくられ始め,初代の古代鹿巻筆の伝統を継承しています。主な材料は動物の毛で、狸・鹿・羊・馬など各種の毛を調合しています。芯立ての工程が最も難しく技術を必要とします。幅1cmの和紙を芯毛に巻きつける紙巻きが最大の特徴です。
April 23, 2025
奈良県奈良市大和郡山市周辺で作られる筆。 材料である獣毛の選択から仕上げまでが全て一切機械を使わず、職人の手作業で行われます。卓越した技術や目利きによって作られる奈良筆は、通常の筆よりも穂先の仕上がりが鋭く、美しい形に仕上がります。
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その他 / Miscellanoeous (準備中)