最優秀賞者、堤卓也さんによる受賞の言葉はこちら

7月6日のアワードセレモニーにて、堤卓也さんがロニー賞を受賞されました。堤さんによる受賞の言葉はこちら。

 

Japan Craft21 日本伝統工芸再生コンテストで最優秀ロニー賞を頂きました!

こんな厳しい時代の中、衰退する伝統工芸を次世代に繋ぐためにJapanCraft21の立ち上げに情熱を注いでくれたバイエルさんはじめ、審査委員の先生方、Japan Craft21Asia Society Japanの皆さま、ご尽力賜り心から感謝いたします。

漆屋として漆の危機的状況に直面し、何かできないかとはじめた「うるしのいっぽ」という活動。そこからたくさんのプロジェクトを行う中、共同代表の松山と社団法人パースペクティブを立ち上げました。漆を、工芸をつないでいくには漆屋という枠を超えてもっと多くの人と繋がっていく必要があるんじゃないかと感じたからです。

私たちは木を植えることから始まるモノづくりを目指しています。モノを作ること、買うこと、使うことが森を育てることにつながる。そんな人と自然の健やかな関係性が再構築されることを目指しています。

現代社会において、工藝が美しい地域を育てる、人を元気にする、そんな存在になれたなら次世代に残っていける。小さくても循環する強い輪っかが日本中で繋がっていけば気持ちのいい大きな輪が作れるんじゃないか。今回のプロジェクトに込めた想いです。

たくさんの応募の中、素材屋が、工芸の伝え手が、このような賞を頂けたのは、今までおこなったプロジェクトや現在のプロジェクトにいろんな形で関わり、支えてくれている皆さまのおかげです。本当にありがとうございます!!

154名の選考から悩みに悩み20名までしぼった時、すべての人を大賞にしたいと思ったこと 」

「手を伸ばし、次世代に残したい素晴らしくも消えそうな工芸の技術がたくさんある」…

受賞式の翌日バイメルさんが涙ながらにお話してくれました。

工芸を続けることが厳しくもその道をあきらめない人がたくさんいて、そこに共感し手を伸ばしてくれる人たちがいる。工芸にはそんな魅了と力があるんだなって

バイメルさんや先生方の思いを大切に、この場所で出会うことのできた10名の皆さんはもちろん日本中、世界中の温かい想いをもった人々とジャンルを超えてご一緒していきたい。

はじめた時は漆を足で踏むのか、海に入れるのかといろいろ言われてた漆のサーフボードもここでは高く評価していただけたのが嬉しかった。自分にたくさんのこと与えてくれたサーフィンと工芸。この二つを掛け合わせることでもっと素敵な世界を作っていきたいです。

まだできてなくても夢を語り前に進むことの大切さを堀木先生が仰っていました。

ジャパンクラフト21がその夢の実現する場所となって工藝の新しい世界を作る場所になっていくでしょう。

思いを刻んで頂いた、彫刻家 安田侃先生ご制作のロニー賞トロフィー。素晴らしい作品をありがとうございます!!

この日のことを忘れず、美しい地球とともに工芸を次の世代の子供たちへ繋ぎで行きたい。

楽しく、バランスとりながら今の時代を皆さんと乗り越えていきたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願い致します!